高齢者の運転の恐怖。

"夕方のニュースで、高齢者ドライバーの危ない運転の実態を特集していました。
思いっきり高速道路を逆走して走っている映像・・・怖いです。
たまに高速道路を自転車で走ってしまっている高齢者の映像も見ますよね。
そういう運転をされる方の大半に認知症の疑いがあるそうです。

でも、認知症の疑いがあるからといって、免許を取り上げることはできず、自主返納に任せているのが現状らしいです。

介護という職業柄、認知症の方とはたくさん接してきているので、傾向はなんとなく分かります。
人を疑いやすくなるし、被害妄想も増える。頑固になる。他者の意見を聞き入れられない、自分が正しいと思い込む、認知症の症状によくあることなので、
突然車を運転するな！と言われても、長年運転してこられた方にはすぐに納得できることではないと思います。
でも、放置しておいて事故にでもなったら取り返しつきませんものね。難しい問題です。
高齢になればなるほど、認知症に関わらず、視野が狭くなったり耳が聞こえづらくなったりする症状は多かれ少なかれ出てくるので・・・
その時点で「運転はそろそろ控えなきゃな」という意識を持つことが必要なのかもしれないですね。

私も、年をとったら運転はやめよう！という意識を今のうちから脳に叩きこんでおかなくちゃ。
そう肝に銘じた夕方のひとときでした。

"